【スポーツの名門校で3年間ベンチを温める選手に対して違和感と興味を持ってしまう】

以前、芸能人たちがスポーツで競う番組があり、

癒やし系のほんわかした女優さんが予想外に大活躍し、
観客を驚かせたことがありました。

 


すごいですねと司会者が話しを向けると
「高校まで部活でやってました」
ハードなスポーツだったため、客席からも驚きの声があがりました。

 

 


「ベンチウォーマー(補欠)なんですけどね。」と笑っていましたが、
その競技に明るくない自分からしたら、すごいなあと思うレベル。

 

 

 


大人になってからも
学生時代にどのスポーツをしていたかがたまに話題になることがあります。

 

 


見た目に似合わないスポーツに驚いたり、
「してそうしてそう」という反応になることもあります。

 

 


たまに国体選手や、全国制覇を経験している選手だったりして、ええ!!ということがあります。

 

 


いつも思うことは、
「能ある鷹は爪を隠す」

 

 


能力ある人はその才能をひけらかさない。

 

 


これはほぼ共通しているとおもいます。

 

 


逆に「下手すぎて一度も試合に出ることなく3年間おわった。はっはっは」と清々しい方もいます。
ちなみに清々しいの読み方は、
きよきよしいではなく
すがすがしい。

 

 


たまによく聞くのが、
「いや、レギュラーなれてんけどな、途中ケガしてそっからめっちゃリハビリとかして、手術とかも考えてんけどな、手術も金かかるし、やっぱ家族に迷惑とかもかけたくないし、あれやったわ。まあレギュラーなれてんけどな。あとコーチにも嫌われてて、、、」とか聞きますが寒いです。

 

 


実際にケガや、人間関係などで、不完全燃焼のそういう方はたくさんいるとは思いますので、
それ自体を否定しているわけではなく、
聞かれてもいないのに自らレギュラーでなかったご説明いりますか?

 

 


その競技に詳しくない人間からしたら
その競技経験者というだけで、へえすごい!となります。
子供のときにレギュラーになれなかったごときの話しを必死に言い訳する意味があるのかと思って寒いです。

 

 


その方に魅力があれば「ベンチには入れなかったんだ」の一言だけで
「競争が激しかったの?」とか
「ケガでもしたの?」とかこちらから聞きます。

 

 


明らかにモテなそうな童貞が
「ずっと男子校で出会いがなかったからなー」とか言われても

 

 


「原因はそこじゃねえよ」

 

 


となります。

 

 


言い訳をするその精神性があなたの成長をとめています。

 

 


言い訳をするなんて最低です。
最低の人間です。

 

 


ちなみに僕はよく初対面の人に名刺を渡されて
自分が持っていないことがよくあるのですが、
毎回めっちゃ持っていないことに対する言い訳をします。

 

 


国体経験者、全国制覇したメンバーの人などは謙虚な方が多いです。

 

 


身近に筋肉ムキムキ系スポーツをしていた女性がいますが、本当にスポーツしてたの?というくらいスタイルが良くて綺麗な方がいます。
スポーツ辞めても自分磨きの意識が高いんだなと思います。
ちなみにその方のお兄さんは以前オリンピックで金メダリストになった方ですが自分から一切口にしません。
(あまりに有名なので情報が漏れます)

 

 


それに比べて、
三年前に出た関西ローカルの番組でもらった記念ステッカーを有難がって写真に収め、
ラインのアイコンや、SNSのトップ画像にしていたり、

 

 


一切面識がないのに、
石原さとみと同い年であるとか、
有村架純ちゃんと地元が一緒とかほざいて必死で共通点を探している自分の器の小ささに吐き気がしてきましたよ。

 

 


おえー。

 

 


能ある鷹は爪を隠す。

 

 


自分は爪を剥き出しにしてますが、長さが足りません。
深爪です。
血が出てます。

 

 


話しを戻しますが、
レギュラーだった、補欠だった。ベンチにも入っていなかった。
あるいは1年生からずっと主力選手だったなど、
人それぞれに歴史があって面白いのですが、

 

 


いつも気になってしまう経歴があります。

 

 


それは

 

 


「名門校で3年間控えの選手」です。

 

 


これってすごくないですか?

 

 


部員数が百人二百人を超える超名門校においては、
ベンチ入りすること自体が大変なことであります。

 

 


3年生でベンチに入っててもすごいんだなとなります。

 

 


そんな中、知り合いで、名門サッカー部に1年生からベンチに入りそのまま3年間引退までベンチを温め続けたそうです。

 

 


逆にすごくないですか?笑

 

 


名門校で1年生からベンチに入るポテンシャルがある選手はだいたい3年生が引退したら即レギュラーポジション狙えるはずなのですが、

 

 


それが一切成長することなく、1年生で爆発的なスタートを切って離陸して、
現状維持のまま3年生の引退と同時に緩やかな着陸をしたのですか?笑

 

 

 


能力をキープしつづけたのでしょうか。
とてつもない調整力ですね。

 

 


友人は秘密兵器でありつづけたそうです。

 


ちなみにその選手の監督からの評価は

 

 


一年生時「いつでもいける準備しとけよ」
二年生時「今日はギリ出番ないから準備はやめていいぞ」
三年生時「(無視)」本人もスパイクすら履いてない。



こんな感じです。

 

 

 


身近な野球部の例で言えば、
一年生のときから怪物と呼ばれてベンチ入り。
素行が悪く練習もろくにしてなかったので、
二年生のときは練習不足でケガをして守備ができずレギュラーになれず。(めちゃくちゃ打つので代打の切り札)
三年生時も素行が悪く、停学や謹慎を繰り返してレギュラーに定着しないものの、めちゃくちゃうまかったので監督が使わざるをえなかったのでしょう。ベンチ入り。

 

 


名門校で三年間控え選手パターンです。

 

 


自業自得ではあるものの、
中学時代にスーパースターだった選手が
1ケタの背番号をつけることができず本人なりに、18歳の少年なりに葛藤はあったことでしょう。

 

 


そういった物語があるような気がして気になって詳しく話しを聞きたくなります。

 

 


あれ?ピンときませんか?

 

 


わかりました。

 

 


わかりやすく例えましょう。

 

 


中学のとき
1年生 学級委員長
2年生 生徒会役員
3年生 生徒会長

これが優秀なコースだとしますね。

 

 


これではなく、
「3年間美化委員」の男の子って感じです。

 

 


しかもきれい好きでもなく見た目に清潔感があるわけでもないのに
「3年間美化委員」というコース。

 

 


なんで?と思って興味でません? 

 

 


えっ?出ない?

 

 


わかりました。

 

 


おやすみなさい。